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網膜剥離(網膜はく離)の検査治療手術

網膜剥離は眼底検査で簡単にわかります。網膜剥離の初期症状である飛蚊症・光視症が現われたらすぐに眼科での検査を受けましょう。

網膜剥離の治療は主に手術で、症状や剥離の状態で手術方法異なり、網膜剥離の範囲が小さく、剥離してから治療までの期間が短いほど、手術後の視力回復が良いといわれています。

眼底検査を受けて網膜裂孔が見つかっても、網膜剥離に進行していなければレーザー光凝固術などで裂孔を塞ぐ治療ができます。眼球にメスをいれることなく通院で済みます。

網膜剥離と診断されたら出来るだけ早く入院をして安静にします。体や目を動かすことは、網膜の剥離の範囲が広がるリスクを高めることになるからです。

網膜剥離を調べる眼底検査

網膜剥離は眼底検査が最も重要です。眼底検査の30分程前に瞳孔を開く目薬を点眼し、瞳孔が開いてから眼底検査を行います。眼底検査では、網膜裂孔や網膜剥離の有無、網膜剥離の範囲や程度、網膜の前にある硝子体の状態などを調べます。
検査中や検査後の痛みはありませんが、瞳孔が元に戻るのに3~4時間かかり、その間は物がぼやけて見えます。

網膜剥離の治療手術と再発

網膜剥離の治療は主に手術で、病状によって手術方法が異なります。網膜剥離になる前の網膜裂孔や網膜変性だけならば、レーザー治療で網膜剥離の進行を抑えます。

網膜剥離に進行している場合、多くは入院して手術をすることになります。眼の外から網膜裂孔部分にシリコンなどの当て物をして孔の周りを熱凝固や冷凍凝固で剥離した網膜を剥がれにくくします。眼球の周囲にタガのような当て物で眼球の容積を減らす強膜内陥術と呼ばれる手術もあります。

重症の網膜剥離では硝子体手術が行われます。硝子体手術は眼の中から網膜剥離を治療するもので、50才以上では硝子体手術と同時に白内障手術を行う事が多いようです。最近開発された新硝子体手術を取り入れる病院が増えてきており、より安全で確実な手術ができるようになったといわれています。

 網膜剥離の手術後

手術後数日間は剥離の状態によって体勢や体の動きが制限されることがあります。重症度により入院期間が異なりますが、経過が良好であれば手術後1週間程で退院可能といわれています。手術後の日常生活や運動などを始められる時期は医師とよく相談し、退院後に眼に異常を感じたら早々の眼科での診察が大切で、手術後の数年間は年に1・2回の定期検査を受けます。

 網膜剥離の再発

再発は剥離の種類で異なりますが、一般的に9割以上が1回の手術で治るといわれています。網膜剥離が再発する場合は2~3ヶ月以内に起こることが多く、術後半年経過で病状が安定していれば、取りあえずは安心です。

 - 網膜剥離(網膜はく離)

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