春季カタルは重度のアレルギー性結膜炎です。春季カタルは小学生くらいの男子がかかりやすい目の病気で、アトピー性皮膚炎を併発しているケースが多くみられます。春季カタルの症状は悪化と軽快を繰り返し、特に春先などの季節の変わりめに悪化しますが、15歳頃までに徐々に軽快することが多いです。春季カタルの症状が強く日常生活に支障がでることもあります。かゆみ、白っぽい糸を引くような粘り気の強い目ヤニ、瞼の裏側の結膜にできた隆起(石垣状乳頭)による目のゴロゴロ、涙があふれる、などが春季カタルの症状です。角膜の周りの球結膜(白目の部分)が腫れて充血するのも春季カタルの特徴です。
春季カタルのの治療は、ステロイドの点眼薬で病気をコントロールしますが、結膜の乳頭がいつまでも消えない場合は手術が検討されます。不十分な治療で視力回復がむずかしくなってしまうことがありますから、しっかり治療を続けることが大切です。
※カタルとは、粘膜に炎症が起きて多量の粘液を分泌する状態です。

