レーシック手術において、手術後に早ければ1日でメガネやコンタクトレンズでの矯正視力と同等レベルの視力が回復し約1ヶ月で安定するといわれています。レーシック手術が出来るかどうかの適応検査で不適応と診断された場合は、レーシック治療は出来ません。ただし、レーシック手術を受けられるかどうかは、病院や医師の判断で異なるようです。
■レーシック手術前の問診と検査
レーシック手術の前に問診と検査が行われます。問診時に、眼病や体の病気の既往歴、アレルギーの有無などを伝えます。レーシック手術についての不安や質問を医師に話して十分に納得のいく説明をうけましょう。一般的に次のような検査が行われます。
視力検査、眼圧検査、角膜形状・角膜内皮・黒目球面形状の検査、コントラスト視力、眼底検査(瞳孔を開いた状態での眼底検査)などです。
■レーシックの手術が不適と診断される可能性のあるケース
○眼球が成長過程にある17~20歳以下
○20歳以上でも近視が進行中
○妊娠中・授乳中
○糖尿病・膠原病・重症アトピーなどの体の病気
○眼病(白内障・緑内障・円錐角膜など)、強度の近視・乱視・ドライアイ、子供の頃からの弱視
○角膜に副作用のある成分を含む抗精神薬を服用
○角膜の厚さが不十分
○職業上の制約
■レーシック手術の流れ
レーシック手術は両眼15分~20分で完了します。最終チェックの後に点眼麻酔をします⇒マイクロケラトーム(眼球専用のカンナ)で作ったフラップ(角膜表面の蓋)をめくります⇒エキシマレーザーを当てて角膜の屈折力を変えます⇒フラップを元の位置に戻し接着します。
※マイクロケラトームは改良が重ねられることでフラップ作りで起きやすいトラブルに対処できるようになってきているようです。
※一般的なレーシック(LASIK)のほかにイントラレーシック(Intra-LASIK)という手術があります。レーシックのフラップ作成ではマイクロケラトームという金属刃を用いるのに対し、イントラレーシックでは、コンピュータ制御によるレーザーでフラップ作成をします。イントラレーシックはレーシックよりも強度の屈折異常の視力矯正ができ、視力回復の成績が良好といわれています。
※レーシック(LASIK)は、PRKやラセック(LASEK)やエピレーシック(Epi-LASIK)よりも角膜に濁りが生じにくいという利点があるといわれています。

