眼科は、精密な器官である目を扱う科目です。眼科の選び方は、急に目が見えなくなったり外傷など緊急の場合を除いて、基本的に最寄の眼科医の受診をします。日本眼科学会専門医師制度があり、学会の指定病院で5年以上の研修と試験に合格した医師を眼科専門医として認定しています。最寄の眼科医が認定された眼科専門医であれば信頼に足る医師ともいえます。特に乳幼児や子供の場合は、かかりつけの眼科医を持つのがよいです。患者の話をきちんと聞いてくれて丁寧に検査し説明をしてくれるところがよい眼科といえます。医師との信頼関係を築くことが早く病気を治すことにつながります。気に入らないからといってすぐ病院をかえたりするのは避けましょう。同じ検査を繰り返したり、症状の説明も面倒になったりして医師に十分な情報が伝わらならず良好な治療結果を得る妨げになることもあります。
より詳しい検査や手術が必要なときや症状が改善しないときには、紹介状を持って大学病院や大きな総合病院の受診をするのが良いでしょう。大病院にこだわる人も見受けますが、大病院は待ち時間が長かったり遠方にあったりと不便なこともあります。安易な自己判断は禁物ですが、症状が軽ければ通院しやすい眼科の受診をおすすめします。目の症状や程度によって必要ならば紹介状を書いてくれるはずです。
初めて眼科の受診をする場合は、眼科専門医のいる病院を調べた後の受診をおすすめします。目以外の糖尿病・高血圧・動脈硬化などほかの体の病気がある場合は、眼科と他の専門治療科目のある総合的な治療が期待される病院が良いと考えられます。
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眼科の病院選び
眼科受診前の心得
他の科目と同様に眼科医に目の異常・症状を伝える場合は、要領よく手短に話すことが大切です。眼科を受診する前に目の症状を的確に説明できるよう整理しておきましょう。これが問診に役立ち、医師の診断材料のひとつになります。
眼科では、最初の診察で問診や一般の検査があります。問診にあたっては、目の症状や異常が、いつから、どのようのようにあって、現在はどうか?既往歴は?アレルギーは?他の病気は?などを要領よく伝えられるようにメモ書きでもよいですから持参すると便利です。
○具体的な症状:痛み、かゆみ、充血、見え方(視野が狭い、かすむ、歪む、ゴミのようなものが見える)など
○症状の時期:いつ症状が出始めて、どのくらい症状が続いているか
○症状の起き方:朝起きたとき、疲れたとき、常に、など
○目以外の症状:目の症状のほかに頭痛・胃痛など全身的な症状があるか
○既往歴:以前患った病気や目の怪我があるか、治療中の病気があるか。治療中ならば、どんな薬を使用しているか
○家系の眼疾患:家族や親戚に眼疾患の人がいる、又はいたか
眼科を受診する際は、普段使っている眼鏡やコンタクトレンズを持参してください。また、女性の場合は化粧(特に目の周り)はしないほうが良いようです。化粧で検査結果が良好でないことがあります。

